※2020年3月現在、「TECH::EXPERT(テックエキスパート )」は「TECH CAMP(テックキャンプ)」へと社名が統一されました。
自分はエンジニアにキャリアチェンジするため、テックキャンプ(旧テックエキスパート)という有料プログラミングスクールを受講しました。
ただ、情報収集や独学といった事前準備をあまり行わなかったので、最初の2週間ぐらいは正直かなり苦労しました。。
そこで今回の記事では、これからテックキャンプ(旧テックエキスパート)の受講を考えている人に向けて、出来るだけ納得できる結果を残すために、事前に準備しておいた方が良いことをまとめておきました。
Contents
なぜテックキャンプ(旧テックエキスパート)では入念な準備が必要なのか?
挫折率が高い
テックキャンプ(旧テックエキスパート)の短期集中コースでは、10週間で600時間分という膨大な学習カリキュラムをこなさなければならないので、無事に卒業するためには開講前から入念な準備が必要となります。
具体的なカリキュラムやスケジュールについては下記にまとめましたので、ぜひ併せてご覧ください。
そのため、カリキュラムが進捗通りに進まず、同期の中には途中で挫折してしまう人もチラホラといました。
自分が受講した当時は、同期の人数は25人ぐらいいましたが、その内5,6人程度は途中で辞めてしまいましたね。
ちなみに、テックキャンプには働きながら受講できる半年間コースもありますが、そのコースは短期集中コースよりさらに挫折率が高いようです。
卒業後の転職活動に影響する
テックキャンプでは、カリキュラムの進捗度合や成績内容が転職活動の応募先企業へ提出されます。
そのため、同期の中でもトップの成績で卒業出来れば、それだけ自分の希望に沿った企業に内定をもらえる確率が高くなるということです。
テックキャンプの受講生はWeb系の自社開発企業を目指す人が多いので、当然そのような企業の倍率は高いです。

そのため、希望の企業に転職することをゴールだと捉えれば、受講前から既に競争は始まっていると考えた方が良いでしょう。
受講前に必ず確認しておきたい3つの準備
(1):すぐにMacbookproを購入して操作に慣れておこう

※Macbookを使ったことがある人は読み飛ばして大丈夫です。
Windowsしかパソコンを使ったことがない人にとってはMacbookのパソコンを初めて扱うと慣れずに戸惑うことが多いです。
Macには操作をスムーズに行う上で欠かせないのがトラックパッドです。
トラックパッドとは、キーボードの下に付いている四角の形をしたもので、マウス代わりに使用します。
そしてトラックパッドの最大の特徴は使う指の本数によって、可能な操作が異なるという点です。
パターンは主に3通りになります。
1本指での操作
アイコンやリンク先をクリックしたい時はカーソルを合わせ、1本指でタップすることでクリックすることができます。ただし、デフォルトではタップではなく、「強めにクリックする」と設定されているので以下の流れで変更しておきましょう。
- 「Appleマーク」→「システム環境設定」→「トラックパッド」→「ポイントとクリック」の「タップでクリック」にチェック
2本指での操作
2本指での操作では、主にWebブラウザ上を動かすことができます。
- 上下のスライドでページ内のコンテンツを移動
- 左右のスライドでページ間を移動
- 拡げたり、縮めることでコンテンツを拡大、縮小(2本指で2回タップすることで拡大、縮小することもできる)
3本指での操作
3本指では主に以下のような操作があります。
- 上にスライドすることで、現在開いているアプリを全て表示
- 左右にスライドすることで画面の切り替え
これらの操作はプログラミングを効率的に学習する上でも非常に便利なので、ぜひ事前に慣れておきましょう。
(2):独学でプログラミングの勉強をしておくこと

全くの未経験から受講開始に合わせて勉強を開始するとその後にかなり苦労します。
そこで、2週間前から基礎カリキュラムを学習し、どういったことを学ぶのかを把握しておきましょう。テックエキスパートでは受講申込後、開講日の2週間前からWeb上で公開されているカリキュラムを閲覧することが出来ます。
実際にテックエキスパートに通われていた人達を見ると、早い段階で内定をもらっている人は受講開始日までには事前学習を行うことによって、基礎カリキュラムの学習を終わらせている人が多いような傾向がありました。
※現在、事前学習は廃止されました。
また、さらに余裕がある人は2週間前以前にProgateやドットインストールというサイトを活用してプログラミングの勉強をはじめておくことをオススメします。
事前に独学しておきたい詳しい内容についてはこちらの記事もぜひご覧ください。
正直、テックキャンプ(旧テックエキスパート)を受講することを既に決めている場合は有料会員までやる必要はないと思いますが、時間に余裕がある人は事前にやってみるのもアリです。
少しでも余裕をもって臨んだ方が気持ちの面でも楽ですし、テックキャンプ(旧テックエキスパート)経由で転職活動を行う場合、カリキュラムの進捗や成績も採用の合否に影響してくるので、事前の学習は必ず行うことをオススメします。
また、受講が始まってからは1日10時間近くの勉強を10週間近く続けなければなりません。かなりのハードスケジュールの中で学習をこなすので、体調管理はしっかりと行なうよう心がけましょう。
(3):貯蓄をしっかりとしておくこと
短期集中コースだと受講が始まってからバイトをしている余裕はまずないです。
そのため、受講してからは1日中プログラミングのことを考えているぐらい集中できる環境が必要不可欠です。
また、仕事を辞めてテックキャンプ(旧テックエキスパート)を受講する人は退職日までに何が必要でいくらぐらい貯蓄が必要かしっかりと計画性をもって準備しておきましょう。
まず、受講開始までに必ず用意するコストとしては
- Macbook
- 受講費(ただし、分割払いでも可)
また、生活費については10週間の学習カリキュラムに加えて、1〜3ヶ月の転職活動期間を見込んでおいたほうが良いです。
もし、失業保険の受給資格がある場合は、退職した会社から必要書類を準備してもらい、最寄りのハローワークに申請しておくと良いでしょう。
よって、必要な生活費用としては4か月~6か月分ぐらいは用意しておくのがベストかなと思います。
主な生活費用は以下となります。
- 家賃代(光熱費等を含む)※1人暮らしの場合
- スマホなどの通信費
- 飲食費
- スクールに通うまでの交通費
- 税金、社会保険料の申込、納付
受講期間はなるべく余計な出費は避けて、学習に専念する環境を整えておきましょう。というより学習がハードで少なくとも受講期間中は10週間は起きて、学習して、食べて、寝るの繰り返しになると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。キャリアチェンジは人生の中でも大きなイベントです。後悔のない結果を出すためにも事前の準備はしっかりと備えておきましょう。
ぜひご参考に!