雑記

[経験談有]税理士業界を辞めたいと考えてるなら必ず読んで欲しい

税理士業界 辞めたい

自分は4年弱ほど税理士業界に勤めていた経験がありますが、現在はITエンジニアとして働いています。

この記事はこんな人にオススメ
  • 激務すぎて仕事に行くのが辛い。
  • 日曜の夕方ごろになると気持ちが憂鬱になってくる・・・。
  • 所長や上司のパワハラに耐えられない。

今回、この記事を書こうとしたきっかけはただ批判や愚痴を言いたいのではなく、税理士業界の厳しい現状を少しでも伝えたいと思ったので、投稿することにしました。

特に現在、税理士業界で働いてて辞めたいと考えている人は1つの参考として見ていただけると幸いです!

自分が税理士業界をやめた理由

ワークがライフになっていた

私はもともと社員10名程度の税理士事務所から数百名規模の税理士法人まで様々な環境で働いてきました。

中小企業の経営者の方達をサポートができるという意味でも、仕事自体はそれなりにやりがいを持って取り組んでいたように思います。

その一方で、12〜5月にかけては慢性的な深夜残業、6〜8月にかけては税理士資格の勉強といった具合にほぼ年中を通して仕事と勉強に追われる生活に年々、苦痛を感じるようになっていました。

  • なんのために働いているんだろう・・・。
  • プライベートを削ってまで、本当に税理士になりたいんだろうか…?

そんなことを悶々と頭の中に浮かべながら、辞めたい気持ちはさらに増していきました。

資格の難易度が難しすぎる

税理士資格の合格のための勉強時間の目安は5000時間です。

さらに専門学校に通う学費は最低でも80万以上はかかり、税法の免除を受けるために大学院に通う場合は、250〜300万程度の学費が追加で必要になります。

自分も5年ほど仕事と両立しながらなんとか勉強をこなしてきましたが、結局のところ合格できたのは5科目のうちたったの1科目のみです。

税理士業界は資格ありきの世界です。

資格が無ければもちろん独立開業もできませんし、年収も上がりません。

資格が無ければ、一般のサラリーマンと変わらない、あるいはそれより下の給料で夜遅くまでこき使われる生活を一生強いられることになるでしょう。

独立するのが目標だった自分にとって、これ以上のコストはかけられないと感じ辞めました。

上の世代の働いている姿に憧れを全く感じなかった

仕事のモチベーションを上げるために、自分もいつかこういう先輩のようになりたいといった理想の人間像というものは誰しも持っていることでしょう。

ハッキリ言って、自分にはそういう理想像となる人は1人もいませんでした。

これに関しては、あくまで自分が見てきた環境の中での意見になるので一概には言えませんが、どこも雰囲気は似たようなものでした。

税理士業界で働く人達はプロ意識が高く、仕事に対する姿勢は尊敬できるものはあると思います。

その一方で、仕事に追われすぎて精神的に病んでしまっている先輩、病気や入院してまで這いつくばって出社する上司、クライアントや身内に対する陰口が絶え間なく続く職場。

税理士の仕事はお金を扱いますし、サービス業なので大きな精神的な負荷がかかる大変な仕事です。

ただ、上記のような人達や環境を日常的に目の当たりにし、税理士としての将来像をイメージできなくなったというが正直な理由です。

昭和気質の雰囲気が耐えられなかった

税理士業界は、働き方も人間関係も昭和気質な部分が多いです。

連絡手段はチャットではなくoutlook、申告書や試算表の数字をチェックする度に大量の紙を出力、クライアントに申告書チェックのハンコをもらうため、わざわざ2時間近くかけて訪問。

資源の無駄遣い、旧態依然としたシステム、まるでメディアでよく取り上げられる霞が関のような労働環境そのものでした。

働き方だけでなく、人間関係においても丁稚奉公のような古い体質が蔓延っていたり、2世税理士が事務所運営を滅茶苦茶にして、社員が次々と辞めていく様も目の当たりにしてきました。

おそらく、税理士業界に働いている人の中にはこうした人間関係に嫌気がさして辞めてしまう人も多いのはないでしょうか?

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税理士業界の今後はどうなる?

個人的には従来の税理士事務所で行なっているようなレベルの申告サービスは、今後10〜20年程度でニーズがほぼなくなるのではないかと予想しています。

その背景として、税理士の顧客のメインとなる中小企業はコロナの影響前から減少傾向にあり、顧問料も昔と比べて下落を続けています。

規模の小さい企業にとって税理士報酬はもはや支払う余裕もない、優先順位も本業と比べて低いコストなのです。

国が行政手続きによるデジタル化を本気で推進すれば、税務申告の仕組みも大幅に変更される可能性も高いでしょう。

中小企業の再編も今後さらに加速し、税理士が担当するような規模の中小企業も減少していくことも間違い無いです。

一方で、相続税や国際税務、組織再編といった高度な税務案件に関してはまだ存在し続けると予想しています。

ITリテラシーに明るい税理士もニーズは高いですね。

よって、今後はより専門分野に特化した税務の専門家として活躍する税理士が唯一生き残るすべと言って良いでしょう。

税理士業界を辞めるべき人、続けるべき人

働く意義を見失ってる人は辞めた方が良い

5年後・10年後・20年後の自分を想像してみてください。

その先になりたい税理士像が思い浮かべることができれば、そのまま続けるべきでしょう。

逆になりたくない自分を想像してみてください。

もし、税理士業界で働いててなりたくない自分になっているようであれば、一度離れてみるのもアリかもしれません。

税理士業界は、お金に関わる仕事なので神経が擦り減ることも多いですし、人間関係も一般企業と違ってやや特殊で疲弊しやすい環境にあります。

自分が辞めてしまったら迷惑がかかるんじゃないか…?という余計な考えを持つ必要は一切ありません。

逆に言うと、あなたが身体を壊してしまったとき、事務所があなたのことを助けてくれるという保証はないからです。

業界を変えたら人生が変わった

自分はテックキャンプというプログラミングスクールで学習し、エンジニアとしてキャリアチェンジしました。

現在は年中通してほぼ定時で仕事を終えて自分に使える時間も増えましたし、リモートワークなので、税理士時代の繁忙期のようなギスギスとした雰囲気も味わうこともなくなりました。

正直言うと、最初はあまり前向きな気持ちでプログラミングを始めたわけではありませんでしたが、今となっては心の底からエンジニアになって良かったなと感じています。

一般企業の経理に転職することも

もし、税理士業界で培った経験をそのまま活かしたいのであれば、一般企業の経理部門に転職するのも選択肢としては良いと思います。

一般企業も同様、経理部門の人材は人手不足にありますが、ワークライフバランスや待遇面で言うと一般企業の方が圧倒的に上です。

また、ITベンチャーのような最新のシステムを扱っている環境だと、リモートワークにも寛容なので、ワークライフ重視の方にはオススメかもしれません。

自分が転職活動の時、よく利用していたMS-Japanは会計・財務に特化した求人を紹介してくれて、レスポンスも早い人が多かったのでオススメです。

もちろん担当の当たり外れはあるかもしれませんが、トータルの印象はとても良かったので、1度相談だけでも行ってみるのも良いでしょう。

MS-Japan

まとめ

長年積み重ねてきた経験を捨てて、新しいことに挑戦することは勇気がいります。

税理士になるためには膨大な時間と労力が必要で1度始めると辞めるのも難しく、気持ち的になかなか抜け出すのもできないことでしょう。

諦めずに目標に向かって努力し続ける人間を否定するつもりは一切ありません。

ただし、1度でも自分が努力していることに疑問を感じてしまったとき、そのモヤモヤとした感情は自然と膨れ上がっていくこととなるでしょう。

中途半端な気持ちのままでは、仕事のモチベーションにも関わります。

人生はたったの1度きりです。

この記事を通じて、少しでも立ち止まって何かを考えるきっかけになれれば幸いです。

ABOUT ME
byksi
税理士業界で3社の短期離職を繰り返した後、29歳でプログラミング未経験でエンジニアとしてキャリアチェンジ。 プログラミングスクールの選び方やアラサーからのエンジニア転職や仕事について紹介します。