エンジニアの仕事

未経験からフリーランスエンジニアを目指すリスクを語る

プログラミングを現在学習している人、あるいはエンジニアを目指そうと思っている人の中には、将来フリーランスとして働きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

プログラミングスクールの中には、週3日勤務や未経験から月50万円の月収といったような甘い宣伝広告に誘われてエンジニアを目指してしまう受講生もいることでしょう。

確かにエンジニアとしてしっかりとキャリアを積んでいけば、上記のような働き方や月収を稼ぐことはできます。しかし、未経験からフリーランスエンジニアになるというのは想像以上に危険であることは認識しておいてください。

そこで今回は未経験からフリーランスエンジニアを目指すことのリスクについて少し解説したいと思います。

案件の単価はだいたい20万円スタート

未経験からだと独学あるいはプログラミングスクールで言語やフレームワークを学習しながらWebアプリケーションを開発したぐらいのレベルかと考えられます。

当然ながら実際のエンジニアの現場ではこの程度学習したぐらいでは全く対応できません。

自分が通ってたテックエキスパートでも転職支援サポートを行なっているものの、企業側が求める技術レベルと受講生側の卒業時点の技術レベルでは大きな乖離があると言っても良いです。

それでも企業側が受講生を採用するのは今後の伸び代に期待して、育てる意志があるからです。

ただし、これがフリーランスエンジニアとして働くとなると事情が異なります。

当たり前ですが、フリーランスエンジニアは即戦力として迎え入れられます。教えてもらえる環境もありません。

また、フリーランスではだいたい3ヶ月ごとに常駐先の企業と契約更新の打ち合わせがあり、もし使い物にならないようであれば契約を打ち切られることになります。

さらに未経験で人脈もない場合は、クラウドワークスやランサーズといったツールを使うことになりますが、そこで掲載されている案件は月20万やワードプレス制作のような単価が安いものが多いです。

そういった案件には実務経験を積んだ人も応募することから獲得倍率も高いです。それだけでなく、長期的にフリーランスとして働き続けることを考慮すると、その後の月収の伸び率も期待できるものではありません。

つまり、理想的なキャリアを形成できず、スキルが身につかないまま、安い単価で働き続ける可能性も高くなります。

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事務処理が増える

フリーランスエンジニアは税金、保険、年金といった会社員時代には企業が代行して行ってくれていた事務手続きも自分でやらなければならなくなります。

具体的には案件を獲得した場合は常駐先に請求書を発行したり、売上と経費を集計して会計ソフトに入力したり、確定申告書を提出したりといった作業を行う必要があります。

月50万以上稼げているほどのフリーランエンジニアであれば、上記の作業を税理士に委託してもらったりしてもらうことも可能です。

しかし、未経験からフリーランスエンジニアになった場合だと、上記で述べたように月単価は低い上に継続して契約を更新してもらえるとは限りません。

仮に月20万スタートで1年を通じて働くことができたとしても240万です。

その収入の中から技術書や税金や各種保険を払うと手元には全く残らないでしょう。

それでも未経験からフリーランスエンジニアになりたければ?

どうしても未経験からフリーランスエンジニアを目指したいという人は最低限の準備として以下を行なっていくことをオススメします。

人脈を作る

知り合いにエンジニアがいれば積極的に情報収集しておきましょう。他にはオンラインサロンやTwitterを活用して現役のエンジニアとして活躍してる人に直接アプローチしてみるのもありでしょう。

プログラミング未経験や初心者を対象にマンツーマンでプログラミングの講師を行なっている人もいますし、実力がついてきたら案件も紹介してもらえるようなオンラインサロンも存在します。

個人ブログを作って情報発信を行う

学習のアウトプットやポートフォリオを作成することで名刺代わりにもなるので、情報発信を習慣にすることも良いでしょう。

ツールとしてWordpressを推奨します。PHPの勉強にもなりますし、Wordpress制作の案件も獲得できるようになるためです。

また、フリーランスは収入も不安定になるので、複数の収入源を確保するという意味でも将来的に収益化することもオススメします。

さいごに

フリーランスエンジニアというと聞こえはいいですが、決断を急ぎすぎてまともなスキルもつけないままフリーランスになってしまうと、後々のキャリア形成を大きく踏み外してしまうこともあります。

個人的にはせめて最低でも2〜3年程度はWebアプリケーション開発の一通りの流れに携わることができるような企業で経験を積んでからフリーランスになる方が良いかと思っています。

ぜひご参考に

ABOUT ME
byksi
税理士業界で3社の短期離職を繰り返した後、29歳でプログラミング未経験でエンジニアとしてキャリアチェンジ。 プログラミングスクールの選び方やアラサーからのエンジニア転職や仕事について紹介します。