プログラミング学習

【初心者】効率的に成長するためのプログラミング学習法

※この記事は独学、あるいはプログラミングスクールで学習を開始したばかりの人向けに書かれたものです。

自分は現在エンジニアとして働いていますが、プログラミングスキルを身につけるためには2回の大きな壁があると個人的に感じています。

1回目は学習を始めたばかりの頃、2回目はエンジニアとして仕事をスタートした1年目です。

プログラミング当初ははわからないことも多く、勉強が苦痛に感じることもあるかもしれません。しかし、理解できるようになると、徐々にプログラミングの魅力にハマっていくこととなるでしょう。

そこで、今回は初心者向けにプログラミングを効率よく勉強し、成長スピードを早めるための学習法をご紹介したいと思います。

 

まずは意味を考えるより、ソースコードをコピペして慣れる

はじめのうちは解説を読んでも何を説明しているのかもわからない状態が多いかと思います。

クラスやメソッドと言った用語を無理に理解しようとしてもおそらくチンプンカンプンで頭が痛くなるでしょう。

そこで最初はカリキュラムや本に書いてある通りにソースコードを書いてターミナル(WIndowsであればコマンドプロンプト)を使ってひたすら実行してみましょう。

ちなみにターミナル(またはコマンドプロンプト)とはプログラミングを実行するための黒い画面で、パソコンを操作するリモコンのようなものです。

問題もわからなかったら解答の丸写しでも構わないです。

最初は覚えることがとにかく膨大にあるので、立ち止まらず流し読みするように学習を進めていくことがポイントです。

ソースコードを書く→ターミナルで実行という流れにある程度慣れてきたら、前提知識となる用語の意味を1つずつ確認していきます。

文字列、オブジェクト、ハッシュ、配列、条件分岐、インスタンスetc..挙げればキリがないですが、これらの用語がどういった意味で役割を果たしているのかを理解することはプログラミングを学習する上で必須です。

英語の長文読解を読むために単語を覚えていくのと同様、プログラミング学習も上記のような用語の意味をしっかりと頭に入れておくことが重要です。

エラーを通じて問題解決力を養う

上記のような用語の意味が理解できるようになっている頃にはおそらく条件分岐やメソッド等を使って簡単なプログラミングを書けるようになってるのではないかと思います。

ただ、徐々に難易度が上がってくるとプログラミングにはエラーという厄介なものに出くわすことになります。

エラーの種類もsyntax errorやargument errorといったように内容が異なる様々なエラーに遭遇することになります。

エラーの解決方法としてまず重要なことは、これらのエラーが何を意味しているのかをあらかじめ理解しておく必要がありますし、こうしたエラーに自分自身で対処していかなければなりません。

初めはエラーも英語で書かれており、難しく感じることもありませんが、エラーのパターンはある程度決まっています。そして、エラーの原因は必ずエラー文の中に書かれています。

エラーを自分自身で解決できるようになることは、プログラミングをマスターする上で必ず身につけておかなければならないスキルです。

前日に学習した内容を翌日の朝に必ず復習する

エビングハウスの忘却曲線という理論をご存知でしょうか。

この理論によれば、人間は1度学習したことを何もしないまま1時間経過すると約50%,1日後には約70%忘れると解説しています。

つまり、せっかく覚えた用語の意味も復習を怠ると、あっという間に忘れてしまうということです。

それを防ぐために1度覚えたらなるべく頭の中で定期的に反芻するよう心がけましょう。

一番効果的なのは、夜寝る前にその日学習したことを復習し、翌日の朝一で再度復習することです。

夜寝ている間に覚えた知識は頭の中で整理されるため、朝起きたタイミングで復習を行うことで、より定着度はUPします。

これだけで、学習効率は飛躍的に伸びると思います。

最初のうちは覚えなければならないことも多いので、ぜひ意識して取り組んでみましょう。

さいごに

最初はプログラミング学習というとどういう風に勉強すれば良いか戸惑うこともあるかもしれませんが、勉強方法は英語や数学といったようなこれまで学校で学習してきたスタイルとさほど変わりはありません。

まずはソースコードを見てプログラミングに慣れる→慣れてきたら使った用語を1つずつ覚えていく→覚えた知識をしっかりと定着させるように工夫する。これの繰り返しです。

何事も地道に継続することが一番の近道なので、ぜひめげずに頑張ってください!