自分は前職に税理士業界で4年弱ほど働いていました。
主な業務内容としては、クライアントの会計帳簿や法人税や消費税と言った税務申告書の作成、巡回監査といったものです。
当時の保有資格としては、以下になります。
- 普通自動車免許
- 日商簿記2級
- 税理士試験 財務諸表論
さらに、自己PRとエンジニアを目指したきっかけの例文を紹介します。
自己PR
問題解決力
前職での業務の中でパソコンに手入力で行っていた作業がありました。EXCEL を有効活用すればもっと業務時間を短縮できると考え、ECXEL の参考書を購入して独学したり、不明な箇所は先輩に質問して独自の EXCEL フォーマット(関数を組み込んだ)を作成しました。その結果、そのフォーマットを利用することで 1 時間かかっていた業務を 10 分に短縮することに成功しました。今後も目の前の課題に対して、主体的に行動して解決できるような力を養っていき、貴社に貢献していきたいと思います。
計画性
前職では複数のお客様を担当していたこともあり、1 ヶ月・1週間・1 日とやるべきことをあらかじめリスト化して、スケジュールを組みました。具体的にはまず期日から逆算してお客様の所へいつ訪問するか、そして訪問するまでに成果物をいつまでに完成させて、上司のチェックをいつもらうのかを余裕を持って調整するよう心がけました。また、繁忙期にお客様からの質問等があった時は、優先順位を考えながらなるべく その日のうちに解決するよう心がけ、難しいようであればあらかじめお客様に返答が遅くなる旨を伝えて調 整を図りました。その結果、お客様から「いつも迅速な対応を頂き、助かります」との声を頂きました。 貴社においても計画性を持った行動を意識して貢献していきたいと思います。
前職での業務の中で、普段からどういった問題意識を持って仕事に取り組んでいたのか、そして自分なりに工夫したことや数値的な目に見える成果をもとにアピールできれば、面接官にも伝わりやすいです。
良い自己PRの書き方の流れとしては、以下の通りです。
問題提起→取り組んだ内容→工夫したこと
→成果(数値成果を交えると尚良)→貴社で貢献したい強みをアピール
エンジニアを目指したきっかけ
前職で RPA を活用した業務プロセスを初めて知り、プログラミングに興味を持ちました。3ヶ所で働いた職場はいずれも連日残業が続くような職場環境だったこともあり、またその大きな要因の1つとして膨大な仕事量にありました。
手作業で行っているような業務も機械が自動で行うようになれば、もっと業務時間の短縮やヒューマンエラーも防ぐことができるのではないかと考えるようになりました。また、前職でクラウド会計ソフトに触れる機会があり、それまで会計ソフトに手入力で行なっていた作業が自動で行われていくプロセスを目の当た
りにし、衝撃を受けたことも興味を持った理由です。
そして、プログラミングスクールでの学習を通じて WEB アプリケーションが出来上がるまでの流れを把握することができたことで、自分自身がシステム開発分野で仕事をしていくイメージがより湧いてまいりました。
今後、RPA や AI を利用するシステム、会計ソフトなどに関わらず、IT による業務改善を通して、世の中の 働き方をもっと効率的にできるようなサービスを提供していきたいと思っております。
前職で、RPAやクラウド会計ソフトを目の当たりにしてプログラミングを用いた業務効率化システムを開発したいと思ったことがエンジニアを目指した大きな理由です。
書き方のポイントとしては以下の通りです。
- 興味のある企業から逆算して書く
- 前職での経験を踏まえて、行きたい企業の志望理由まで一貫性があることを意識する
エンジニアを目指したきっかけは志望企業への最初のアプローチとなります。
ここの段階でズレが生じると、企業側にとっては本当にうちに入りたいのか?という違和感を抱かせてしまうことになるので、注意が必要です。
そのため、まずは以上の事柄をしっかりと固めて、その上でそれぞれの企業の特色を調べてよりアプローチするという流れを意識しましょう。
まとめ
未経験からのエンジニア転職では、具体的な技術よりかは求職者のポテンシャルを見られる可能性が高いので、前職での経験を深掘りして職務経歴書にしっかりと落とし込むように心がけましょう。
ぜひご参考に!