エンジニアとして働く上で必須の能力「自走力」。
読んで字のごとく、自分で走る力なんですがエンジニアとしての自走力とは一体何なのか?
どうすれば自走力を身につけることができるのかを今回は解説していきたいと思います。
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エンジニアに必要な自走力とは
エンジニアとして案件をこなしていくためには様々な壁にぶち当たることになるでしょう。
- 顧客あるいは社内から提案されたシステムを開発するためにはどのような過程で設計すれば良いのか?
- ある機能を開発している時にエラーが発生したが、どのように解決すれば良いのか?
- 先輩と打ち合わせしている時にわからない技術用語がポンポンと出てくるけど、どういう意味なのか?
このようにエンジニアの仕事はわからないことの連続なのです。
そして、わからないことを立て続けに質問を繰り返すと、最初は優しく答えてくれていた先輩も次第にややキレ気味に対応へと変化していくことでしょう。笑
もちろん、先輩や上司に質問をしながら解決していくことは大事なことです。ただ、わからないことが当たり前に出てくるエンジニアの仕事では1つ1つ先輩に聞いていては、仕事にならないのです。
だからこそ、エンジニアは自走力という自分で調べて解決していく能力が必要になります。
自走力を身につけるための具体的な方法
※まずは徹底的に知識を詰め込む
エンジニアとして駆け出しの頃は、まだまだ技術的な知識が不足しています。
プログラミング言語、フレームワーク、データベース、linuxコマンド、gitの管理、テスト、HTTP・ネットワーク・サーバといったコンピュータサイエンスの基礎知識etc…挙げればキリがないです。
最低でも10冊程度は技術書は読んで、知識をどんどん増やしましょう。コツとしては、意味が完全に理解できなくても読み飛ばして、わからない用語を減らしていくことです。
最初は理解できなくても簡単な用語の定義さえ頭に入れておき、後は実務で使ってみて慣らしていけば、自然と理解は深まっていくからです。
エラーが出てきたら、まずエラー文の内容を把握する
エラーが発生すると最初に該当するソースコードに目が行きがちになりますが、そこをグッと堪えてまずはエラー文の内容を正しく理解することに努めましょう。
ここをおろそかにするとアプローチの方向性を間違え、結果的に解決までの道のりが遠回りになってしまう恐れがあるからです。
要はまず、ゴールをしっかりと認識しておくということです。
原因の解決となるキーワード選定でググる
エラー文の内容をしっかりと把握した後は、キーワード選定です。
キーワード選びにも様々なアプローチがあります。
ruby on railsのアプリケーション開発で1つ例をあげてみましょう。
link_toメソッドで指定先のリンクに推移させたいのにSyntaxエラーが発生した場合、以下のようなキーワード選定が考えられるでしょう。
- SyntaxError 解決
- link_to 使い方
- リンク 推移できない
上記の場合、①と③ではややキーワードの範囲が広く、解決にも時間がかかってしまいそうです。一方で、②だとlink_toメソッドの正しい記述方法がわかれば解決も早そうですよね。
重要なのは、最短で解決できるようなキーワードをピンポイントで選ぶことを意識しましょう。
それでも理解できなければ、わからないことを文章で言語化する
ググってみても解決できない場合は、再度自分が理解出来ずに引っかかっている部分をメモか何かでまとめてみましょう。さっきの例で説明すると、
- SyntaxErrorってそもそもどういう意味?
- link toメソッドの中身の引数は何を指定すれば良いのか?
- Rubyタグの書き方って?
どこで立ち止まってしまっているのかを客観的に把握することが重要です。
先輩や上司に質問する
最後の手段としては、先輩や上司にメモしたことを伝えて質問しましょう。
まとめ
上記の⑴〜⑷サイクルをひたすら繰り返すことで、自然と自走力が身についてくるようになります。とにかく最初は自分自身で試行錯誤しながら、アプローチを試すことが大事ですね。
ぜひご参考に!
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