エンジニアの仕事

エンジニアが必ず気をつけておきたいリモート疲れと解消法

エンジニア リモート疲れ

コロナ禍の影響でリモートワークを導入する企業も増えてきています。

自分もコロナ以降はフルリモートで働いており、ようやく半年が経ちました。

リモートワークと聞くと通勤時間も減ることでワークライフバランスも改善し、周りに邪魔されず業務に集中できるのでメリットの方が多いのでは?と感じるかもしれませんが、しっかりとした準備と対策を行わないと思わぬ事態に陥る可能性もあります。

今回はリモートワークを行う上で必ず注意しておきたい「リモート疲れ」とその解消法についてご紹介したいと思います。

リモート疲れとは?

リモート疲れの主な症状は以下の通りです。

リモート疲れの主な症状
  • リモートワークが始まってから集中力が低下してやる気がない・・・。
  • 寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下した・・・。
  • 慢性的な肩こりや腰痛に悩まされるようになった。
  • コミュニケーションが減ったことで、適切な休憩が取れない。

リモート疲れの原因

オフィスでは特に感じなかった疲れが、在宅で仕事を行うようになって現れるようになったのには原因があります。

整備されていない仕事環境

  • 地べたで作業をしている、あるいは座り心地の悪い椅子を使用している。
  • 首の高さに合っていないデスクを使用している。
  • 使用しているPCがノートパソコンのみ

これらの項目に当てはまると姿勢が悪くなり、徐々に身体にも負荷がかかりはじめます。

体力の低下

オフィスで働いていた時は最低限の通勤時間に加えて、仕事帰りに少し店に立ち寄ったりして身体を動かす機会も多かったのではないでしょうか。

これらの歩く程度の運動でも適度な負荷がかかっており、柔軟な身体作りにも役立っていたのです。

ただし、リモートワークによりこうした機会もなくなった影響で体力は急激に低下していきます。

それに加えて、上記で挙げたような姿勢の低下も相まって1日も外出しないような日も出てくるでしょう。

不適切な休憩をとっている

オフィスで働いていると少し休憩を取りたいなと感じたら、外の空気を吸いに散歩に行ったり、同僚や先輩と雑談したりしてこまめな気分転換を取る機会も多かったことでしょう。

ただ、リモートワークで休憩を取るとなると、無意識のうちにスマホに手を伸ばしたり、ネットでyoutubeを見たりすることが多くなります。

これが数分程度であれば問題ないのですが、リモートワークだと周りの目がないのでついつい夢中になって長時間使いがちになってしまうかもしれません。

さらにスマホやPCの使用は休憩になっておらず、仕事で酷使した目をさらに傷つけていることになります。

リモートの疲れの解消法

環境整備

リモートワークには適切な環境設備が不可欠です。

  • 椅子
  • 外付けディスプレイ
  • 空気清浄機
  • アロマetc…

椅子に関してはゲーミングチェアは長時間座っても腰の負担がかかりにくく、かなり座り心地も良いので、集中力も持続します。

ただ、長時間座り続けるのも健康には良くないので、なるべく立ちながら仕事ができる机も必要です。

そこで、机は高さを調節できるようなもの、あるいは既に机を持っているようであれば昇降式のディスクを乗せて上げるのも良いでしょう。

また、ノートパソコンのみで作業をしていると首にも負担がかかり、目も疲れやすくなるので外付けのディスプレイも必ず併せて使用しましょう。

また、夏や冬になると窓を締め切ってしまうことも多くなるので、空気清浄機を取り付けたり、アロマを焚いて気持ちを落ち着かせることもオススメです。

適度な休憩

リモートワークは1人で黙々と作業する時間が多く、つい気づかないうちに身体に負荷をかけてしまうこともあります。

そこで、20〜30分程度の仮眠や簡単なストレッチ、外に出て散歩に出かけるなどして適度な休憩を取るよう心がけましょう。

ただ、休憩と言ってもPCでyoutubeを見たり、スマホを使用するのは目を酷使してしまうので、なるべく控えましょう。

定期的な運動習慣

  • 1日30分から1程度のウォーキング、ジョギング、水泳etc…
  • ストレッチ・体幹トレーニング
  • 筋トレ、サウナ

通勤で歩くことも減ったことにより、リモートワークは頭は疲労している一方で体力的な身体の負担を全くかかっていません。

こうした頭と身体との疲労のバランスが崩れると、睡眠の質にも徐々に悪影響を及ぼします。

そこで、上記で上げたいずれかの有酸素運動を勤務前後で取り入れてみることをオススメします。

また、余裕があればジムで筋トレをすることで姿勢の改善にも役立てることができ、サウナにも通うことで、血行が良くなり首や肩・目の周りの凝りの解消にも効果があります。

まとめ

リモートワークは働き方の柔軟性が増し、今後ますます普及していくことでしょう。

ただ、やり方を間違えてしまうと仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼし最悪、心身面での負担を増大させることにも繋がります。

ぜひ自分に合った最適のリモートワークライフを実現させましょう。