エンジニアの仕事

【未経験向け】フリーランスエンジニアとは?理想と現実を語る

未経験でこれからエンジニアを目指そうと思っている人の中には、いずれはフリーランスエンジニアとして月収80万近く稼ぎたい、週2、3日で働きたいといったように時間と場所に縛られないような働き方をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

まず、結論として技術と経験を磨き続けることができれば、フリーランスエンジニアとして上記のような年収や働き方を実現することは可能です。

一方で、まだまだエンジニアの仕事のことをよく知らない人の中には、ブログラミングスクールを卒業すればすぐにフリーランスエンジニアとして活躍できると考えている人が多いのも現状です。

こうした考え方は非常に危険でもあります。

そこで、今回はエンジニアを目指す人であれば誰でも1度は考えるであるフリーランスエンジニアについて少し語っていきたいと思います。

 

そもそもフリーランスエンジニアとは?

フリーランスエンジニアとは、会社員として働くエンジニアではなく、いわゆる個人事業主として働くエンジニアのことを言います。

フリーランスエンジニアの特徴は大きく分けて2つです。

まず、1つ目は仕事の進め方です。

フリーランスエンジニアとして現場で働く場合、まわりの人達からは即戦力として見られることになります。

また、フリーランスエンジニアではスキルセットという自分がこれまでにどういったスキルと経験を培ってきたかをアピールする資料を面談時に提出する必要があり、フリーランスエンジニアが対応する業務はあくまで自分が経験してきた範囲の中での対応となります。

つまり、何が言いたいかというと、まともな実務経験を積まないままフリーランスエンジニアになったとしても、現場レベルで与えることができるような仕事はないということです。

当然ながら会社員として立場ではなく即戦力が入るのですから、育ててもらえるような環境、あるいは自分が挑戦したいと考えるような業務内容も任せてもらえることはありません。

自分自身もテックエキスパートというプログラミングスクールで10週間近く、みっちりと学習をこなしてきましたが、実際に現場に入ってみるとまだまだ現場レベルとは程遠いスキルしか持ち合わせていないということをひどく痛感しています。

もちろん、未経験のエンジニアでも月単価の安い案件を受注することは可能です。

ただ、そうした案件はたいしたスキルも身に付かないので、本気でエンジニアとして食べ続けることを覚悟しているのならば、避けておいたほうが良いです。

2つ目は、事務処理です。

上記でも述べましたが、フリーランスエンジニアは個人事業主であり、自営業と立場は同じです。

会社員時代に経理や総務の方達が行なってくれていた税金や健康保険料、年金といった面倒な手続きをフリーランスエンジニアになると自分で管理していく必要があります。

月収〇〇円というまやかし

プログラミングスクールの広告で「フリーランスエンジニアとして未経験から月50万の案件を獲得!」といった体験談を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

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そもそも、プログラミングスクールを卒後後に未経験から月40〜50万以上の案件を受注できる人はそれ以前にプログラミングを学習していたか、あるいはよっぽど優秀な人だと考えていた方が良いです

未経験だと月20万以下、良くても30万程度です。

そして、この月〇〇円という表記なのですが、年収に換算して計算している人が良く見受けられます。(例えば、月30万であれば年収は360万といったように。)

フリーランスエンジニアになると、大体の職場は3ヶ月ごとに契約の更新が行われます。

もし、そこで人材として必要とされないと判断されれば、バッサリと解除されることになります。

また、1から案件探しです。

もちろん、年中を通して同じ現場で働くことになれば年換算で計算することになりますが、決して勘違いして欲しくないのが、フリーランスエンジニアは年収という概念ではなく、売上という概念で考えなければいけません。

つまり、たとえ年単位で金額を稼いだとしても、会社員で考える年収の手取りとフリーランスエンジニアで考える売上から経費といったあらゆるものを差し引いた手取りは異なるということを認識しておきましょう。

フリーランスエンジニアは会社員ではないので、自ら確定申告を行う必要があります。

確定申告では、売上から経費や健康保険料といったものを差し引いた手取りからさらに税金が計算されることになります。

会社員時代は会社の健康保険や厚生年金を加入していたと思いますが、フリーランスになると国民健康保険と国民年金になります。

売上幅にもよりますが、フリーランスになると会社員より多くの国民健康保険を納める必要があり、年金も国民年金だけなので、厚生年金にも加入している会社員より将来もらえるであろうお金も少ないです。

また、会社員時代に会社が負担してくれていた通勤の電車代や技術本の書籍代といった厚生費用もフリーランスになると自分で負担することになります。(もちろ経費にはすることができます。)

以上から、月〇〇円といっても実際の手取り額を考慮すると、想像していたより手元にお金が残らないといったことも考えられるのです。

フリーランスエンジニアになるタイミングは?

正直言うと、フリーランスエンジニアになるだけであれば未経験であったとしてもすぐになることは可能です。

ただ、リモートワークや週3勤務、あるいは会社員時代より年収を上げたいと考えている人にとってはより中長期的な目線が必要になります。

やはり最低でも2〜3年程度、将来的にはマネジメントにも携わりたいと考えている人は5年以上は会社員として経験を積み上げてからフリーランスに転身することがオススメでしょう。

また、経験を積み上げるだけではなく、上記にも述べたような税金といったお金のこともしっかりと勉強していくことをオススメします。

フリーランスエンジニアは正しい経験を積み上げてさえいけば、自分の理想の働き方や収入を稼ぐことができる素晴らしい職業です。

一方で、安易な広告に惑わされないようにあらゆる方面でしっかりとした情報収集を常日頃から怠らないようにする必要もあると言えるでしょう。

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byksi
税理士業界で3社の短期離職を繰り返した後、29歳でプログラミング未経験でエンジニアとしてキャリアチェンジ。 プログラミングスクールの選び方やアラサーからのエンジニア転職や仕事について紹介します。