エンジニアの仕事

エンジニアに転職して半年が経過したので読んだ書籍を紹介します

エンジニアにキャリアチェンジしてから半年が経過しました。

現状としては、あいかわらず覚えることはまだまだ多いですが、研修期間も終わり、少しずつ実案件の業務にも携わるようになってきています。

プログラミング言語は主にRubyで開発を行なっています。

サービスとしてはデスクトップアプリケーションで独自のフレームワークを採用しているため、Webアプリケーションに必要なruby on railsのようなフレームワークやMysqlといったデータベースのような知識は必要ありません。

ただ、今回は自分がRubyエンジニアとして参考になった書籍を簡単にまとめてみました。

未経験エンジニアであれば、どれも1度は目を通しておきたいものばかりになります。

Ruby

 プロを目指す人のためのRuby入門

Rubyを使ってサービスを開発したい人にとっては、もはや定番の技術本と言って良いでしょう。

難易度としては、プログラミングスクール卒業レベルの知識を備えている人であれば、読み進めていける内容になっています。

 

独学やプログラミングスクールレベルだと、おそらく変数や条件分岐といった基本文法やメソッドやクラスとインスタンスといった知識は学習するでしょうが、この本では正規表現やモジュール、例外処理といったさらに踏み込んだ範囲までカバーできるようになります。

 

この書籍を繰り返し学習して身につけることができれば、おそらく開発現場で扱うレベルにもある程度対応できるのではないかと思います。

オブジェクト指向設計ガイド〜Rubyで進化し続ける柔軟なアプリケーションの育て方

Rubyに限らず、PHPやJavaといったエンジニア市場で需要の高いプログラミング言語はオブジェクト指向という考え方に基づいてソフトウェアを設計しています。

実際の開発現場では、日々プログラムが更新され、新しいメンテナンスが頻繁に必要となります。

その変更に柔軟に対応できるようなソフトウェアを開発するために、オブジェクト指向は非常に重要な考え方になります。

この本では、オブジェクト指向を考える上で特に重要なカプセル化や継承といった用語の意味を例を用いて詳しく解説してくれています。

この本もプログラミングスクールで基本文法やクラスとインスタンスについて少し学習した程度の知識レベルであれば読み進めていけると思うので、オブジェクト指向についてもっと詳しく知りたいという人にはオススメです。

リーダブルコードーより良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

関数や変数の名前のつけ方やコメントのつけ方といったわかりやすいコードを書くためのコーディングについて詳しく書かれた本になります。

未経験エンジニアのうちは、おそらく先輩エンジニアにソースコードをレビューしてもらったりする機会も多いと思います。

そうした場合に読み手の負担を減らすためのコーディングは非常に大切でもありますし、開発現場においても誰が見ても理解しやすいコードを書くということは全体としても効率が良いです。

最初のうちは、難しいと思うことも出てくるかもしれませんが、仕事と並行しながら読み進めてうちにしずつ理解が深まっていくでしょう。

基本情報処理技術者試験

基本情報処理技術者は国家試験であり、出題範囲としてはコンピュータシステムやシステムの開発と運用、ネットワークやデータベースといったITに関する幅広い内容となっています。

正直、この資格を取得するまで勉強する必要はないと思いますが、エンジニアとして働くために必要な基礎的なITリテラシーを身につけることができます。

内容としては、実務的な知識というよりはITに関する教養みたいなものが多いです。

ただ、コンピュータの五大装置といったパソコンがどのような仕組みで動いているのかといったことや、TCP/IPといったプロトコルの理解は非常に重要です。

いずれにしても実務でも頻繁に耳にする用語も出てくると思うので、ぜひ1度学習してみることをオススメします。

まとめ

未経験からエンジニアに入社したての頃は、とにかく知識不足を痛感させられることになるかと思います。

自分も入社してすぐの時は、先輩が言っている言葉の意味自体が理解できず苦労しました。

読んだ本としては主に上記になりますが、他にも学習した内容としてはgitやSSH、テスト等、まだまだ勉強することは山ほどあります。

今後はWebアプリケーションの開発に向けて、フレームワークやデータベースの知識も徐々に学習を進めていこうかとも考えています。

ぜひご参考に!