- 経理で業務の効率化をしたい
- プログラミングによる自動化に興味がある
- エクセルVBAについてもっと知りたい
今回の記事ではエクセルVBAに関することや実際の活用例まで幅広く紹介していきたいと思います。
- 税理士業界での経験をきっかけにプログラミングによる業務改善に興味を持つ。その後、ITスキルゼロからプログラミングを独学で学習し、２９歳でエンジニアにキャリアチェンジ。
- RPAによる社内業務改善、インフラ系のテクニカルサポート、Webエンジニアと経て現在はディレクターとしてECサイトの運営に携わる。
エクセルVBAとは？
エクセルVBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoft Excelのマクロ言語であり、プログラミング言語の一種です。VBAを使用することで、エクセルの機能を自動化し、複雑な処理を実行することが可能です。エクセルVBAは、経理業務やデータ処理などのさまざまな分野で広く活用されています。
エクセルVBAを習得するメリット
業務の効率化
言わずもがなですが普段、Excelで定型的に発生する入力作業があれば、VBAでプログラムを記述することで自動化することができます。
1時間、もしくは1日程度かかるような膨大な入力作業もVBAで自動化することで数分程度に短縮することができるのが大きなメリットです。
プログラミングスキルが身に付く
VBAをマスターすることでプログラミング言語の基本的な考え方や学習方法を身につけることができます。
プログラミングの３つの基本処理
- 順次
- 条件分岐
- 反復
ざっくり説明すると、プログラムとは上記の3つの処理を組み合わせることで目的を実現しており、これは他のプログラミング言語においても変わりはありません。
経理業務でのエクセルVBAの活用事例
経理業務においても、エクセルVBAはさまざまな場面で活用されています。例えば、売上データの集計や帳簿の作成、経費精算の自動化などが挙げられます。また、決算業務においても、VBAを使用して財務諸表の作成や分析を行うことができます。さらに、税務申告のためのデータ整理やレポーティングなどにもVBAを活用することができます。これらの作業をVBAを用いて自動化することで、経理部門の業務効率を向上させることができます。
エクセルVBAの学習方法
まずは独学
エクセルVBAを学習するための方法はいくつかありますが、まずは初心者向けのオンラインチュートリアルや書籍を利用する方法がベストでしょう。
有名な無料サイトとしてはドットインストールがあります。
こうした教材では、基本的なエクセルVBAの文法や機能について学ぶことができます。また、実践的な経験を積むためには、自分で問題を解決しながらプログラミングを学ぶことが重要です。そのため、日常業務や個人のプロジェクトでVBAを使用することで、スキルを向上させることができます。
徐々に実践的な講座を通じてエクセルVBAを学習していく
エクセルVBAに限らず、プログラミング言語を学習する際はまずは上記で上げた文法や言語特有の記法を理解することが第一のステップです。
ある程度慣れてきたら、次はオンライン学習プラットフォームでより実務に即したプログラムを活用して学習してみるのもよいでしょう。
おススメの教材としてはUdemyというサイトがあります。
独学が厳しいようであればスクールを活用するのもアリ
エクセルＶＢＡは無料で学習できるコンテンツが豊富にあり、独学でも充分に習得可能ですが、学習スタイルは様々あるかと思います。
もし、独学で挫折してしまったという方であればプログラミングスクールを活用するのも良いでしょう。
- 基礎・初級・応用とコースが選べる
- 個別指導で挫折させない環境が整っている
- 働きながらの学習も可能
KENスクールは個別指導と実務さながらのカリキュラムを強みとしており、開校から30年近くと他のプログラミングスクールと比べても実績やノウハウは高いです。
校舎が限られているのがやや難点ですが、好きな時間帯に学習できるので柔軟なスケジュールにも対応できます。
最後に
エクセルVBAは、経理業務などのさまざまな分野で活用される強力なツールです。VBAを習得することで、作業効率の向上や業務の自動化、さらなるスキルの獲得が可能となります。しかし、VBAの学習には時間と努力が必要です。継続的な学習と実践を通じて、エクセルVBAのスキルを磨き、業務に活かしていきましょう。
