プログラミング学習

文系こそプログラミングを学習した方が良い3つの理由

プログラミング学習やITエンジニアと聞くと、情報系や理系が進むような仕事のイメージが強いかもしれませんが、近年では文系出身からでもプログラミングの学習をはじめてみたいという人が増えてきました。

主な理由としては以下です。

  • 自分でWEBアプリケーションを開発してみたい。
  • 手に職をつけたい。

2020年に学校の学習要項としてプログラミング学習が新しく導入されるように、今後もプログラミングは理系職種に限らず、あらゆる分野でより普遍的なツールになっていくだろうと考えられています。

せっかくプログラミングを学習するのであれば、プログラミングスクールで仲間を見つけながら、勉強をすることを推奨しますが、これは後述します。

そこで今回は文系こそプログラミングを学習すべき理由をご紹介したいと思います。

①プログラミング学習を通じてコミュニケーション能力を鍛えることができるから

プログラミング学習では一見、一人で黙々とパソコンに向かってコードを打ち続けることをイメージしがちかもしれませんが、学習の仕方によっては仕事をする上でのコミュニケーション能力を大きく鍛えることができるチャンスにもなります。

質問の仕方を鍛えることが出来る

プログラミング学習を開始したての頃は、わからないことが次から次へと出てきます。

おそらく、何がわからないかもわからない状態といったことも起きるでしょう。

そのため、わからないことを自分の言葉で表現できるように言語化する作業をひたすら繰り返す必要になってくるのです。

プログラミング学習ではそうした場面が頻繁に出てくることもあることから、自分の考えを相手にわかりやすく伝える良い訓練になります。

こうした習慣はプログラミングに限らず、普段な仕事で円滑にコミュニケーションを図る上で必ず活きてくるでしょう。

プログラミング学習に必要な論理的思考力とエラーに対処する忍耐力を鍛えることが出来る

プログラミングはパズルようなもので、繋がりがしっかりとあります。

開発をしているとエラーが頻繁に出てくるようなこともあるのですが、そうしたエラーも必ず原因が隠されているのです。

はじめのうちはエラーの意味がわからず、ストレスを感じることも出てくるかもしれませんが、繰り返し取り組んでいくことで論理的思考力とそれに対処する忍耐力を養うことができます。

プログラミングスクールで学習効率を上げることができる

プログラミングスクールに通うことで新しく仲間も増えます。

さらに下記のプログラミングスクールのようなチーム開発もできるようなカリキュラムであれば、より頻繁にコミュニケーションのやり取りが増えて、プログラミング学習の理解も格段に早めることができるでしょう。


②プログラミングは難しいことを勉強する訳ではないから

日本のIT企業で採用しているプログラミング言語の大半は、PHPやJava、Rubyといったオブジェクト指向言語と呼ばれるものです。

これらの言語は呼び名は違えど、考え方は似た部分が多く、1つの言語を実務レベルまで経験してきた人であれば、他のプログラミング言語を習得することもそこまで困難ではありません。

また、プログラミング言語は機械学習のような一部を除いて、数学の知識を必要とされることもありません。

プログラミングの基本的な処理としては3パターンです。

・順次

・条件分岐

・反復

何かしらのプログラミング言語で書かれたソースコードを実行すると、基本的に上から順に読み込まれていくため、これを順次と言います。

また、英語のifのようなパターンを実行したい時は条件分岐を設定したり、所定の回数まで繰り返し実行することを反復と言います。

ざっくり言うと、プログラミングの処理の流れの大半はこの3パターンで成り立っています。

そのため、数学の難しい数式を覚えるような必要はなく、基本的な文法さえ抑えてしまえば、プログラミングの理解は一気に深まっていきます。

③今後どの業界でもITの専門スキルは必要になるから

これからは業界・職種に関わらず、ITリテラシーは必要不可欠となる可能性が高いです。

具体的なところで言うと、現在RPAのような業務自動化ツールがあらゆる企業で普及してきているように、それを使いこなすためにプログラミング的な学習を行う必要が出てくるかもしれません。

ITエンジニアに目指すとまではいかないにしても、プログラミング学習をある程度継続することで、その周辺のITリテラシーも身につけることができます。

そのため、本来の仕事+プログラミングの知識を身につけることができれば、自分の市場価値を一気に高めることも可能です。

まとめ

これからの時代、自分は文系出身だから専門スキルをつける必要はないし、会社から与えられた仕事をやっていれば良いといった考えは一切通用しなくなります。

20代の若いうちに主体的に行動する習慣を身につけておく意味でも、プログラミング学習というのはキャリアを形成する上で大きなメリットになることは言うまでもありません。