- RPAとPythonってそもそも何?
- RPAとPythonって何が違うの??
- RPAとPythonってどうやって学習すればいいの?
今回の記事ではRPAのPythonの違いを具体的に解説していきます!
- 税理士業界で勤務していた時にRPAを初めて知り、業務の自動化に興味を持つ。
- 28歳でITスキルゼロからプログラミング学習を開始し、エンジニアにキャリアチェンジする。
- RPAによる業務改善、インフラ系のテクニカルサポート、Webエンジニアを経て現在はディレクターとしてECサイトの開発・機能改善に携わる。
Contents
RPAとPythonって何?
RPAとは?
RPAとは、PCで行うような事務作業を自動化するための「ソフトウェアロボット」のことを言います。
具体的なRPAツールとしては、WinactorやUipath、Bizrobo!が有名ですね。
上記のいずれかのRPAツールを自動化したいパソコンにインストールすることで、ブラウザの操作や入力作業といった様々な業務の自動化を実現できます。
また、マイクロソフト社が提供するPower Automete Desktopも近年は注目されており、WIndows10からリリースされるようになりました。
Pythonとは?
Pythonとはプログラミング言語の1つです。
ちなみにプログラミング言語はコンピュータに対して命令をする際に翻訳してくれる役割があります。
Pythonの主な用途としては、Webアプリケーションや人工知能の開発に適しており、最近のエンジニア界隈でも需要が上昇しているプログラミング言語の1つです。
RPAとPythonの決定的な違い
では、RPAとPythonの違いとは何でしょうか?具体的に解説していきましょう。
①操作方法
RPAはブラウザの操作で自動化を行う
まず、RPAに関してはツールをインストールした後、「フローチャート」と呼ばれるプログラムを組み立てるための画面でシナリオを作成します。
プログラムと言っても難しいソースコードを書くのではなく、あらかじめ用意された「ノード」と呼ばれるプログラムの塊のような機能で作成します。(下記はWinactorの操作画面です。)
引用:「NTTデータ」HPより
Pythonはソースコードを書いて実行することで自動化を行う
一方でPythonはどのように操作するかですが、まず使いたいPC(MacとWindowsいずれにおいても)にPythonをインストールする必要があります。(Macの場合は標準でPythonが入ってますが、バージョンがやや古いです。)
ざっくりとした流れは以下の通りです。
①「ターミナル」というパソコンにあらかじめ搭載されているツールでPythonをインストールする。
②インストール後、pythonのソースコードを記述するためのファイルを下記の要領で作成しする。(ファイル名はなんでも構いません。)
ファイル名.py
③Pythonの記法に沿ったプログラムを書いたファイルを保存した後、ターミナルを使ってファイルが置かれてあるディレクトリに移動する。
④ターミナルに下記のコマンドを打ち、ファイルを実行する。
python ファイル名.py
②習得の難易度
RPAは基本的にプログラミングの知識は必要なし
RPAは基本的にマウスを動かしたり、クリックするといったGUI操作によってパソコンに命令し、自動化プログラムを作成することが主流です。
条件分岐や繰り返し処理といったプログラミング特有の知識は多少必要になりますが、ソースコードを書くような場面はほとんどないと言って良いでしょう。
※ただし、高度な自動化プログラムを作成する場合はプログラミングの知識が必要になります。
Pythonはプログラミングの知識が必要
一方でPythonはプログラムが書かれたファイルを用意し、CUIと呼ばれるキーボードに入力するコマンドによって、パソコンに対して命令します。
プログラムを書くためには、Pythonの文法やプログラミングの考え方まで深く学習する必要があります。
よって、普段の仕事や私生活でパソコンを触る場面でもGUIで操作することがほとんどなのではないでしょうか?
そのため、エンジニアでもなければCUI操作を行うことは滅多にないので、非エンジニアにとってはGUI操作がメインのRPAの方がとっつきやすいかと思います。
RPAとPythonの学習方法
基本的に両方とも独学で可能
RPAもPythonも参考書が充実しており、独学でも習得することが充分に可能です。
RPAに関しては期間限定の無料トライアルができるツールもありますので、試しに触ってみるのも良いでしょう。
PythonはProgateという会員登録すれば、一部無料でプログラムを触ることができる学習サイトがおすすめです。
より実践的にPythonを学ぶなら
独学によるプログラミング学習の挫折率は9割とも言われており、1人では少し難しいなと感じたらプログラミングスクールを活用してみるのもアリです。
Pythonを学習できるおすすめのプログラミングスクールはTechAcademyです。
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4週間・8週間・16週間コースから選べる
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オンライン完結なので、働きながらでも可能
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週2回のマンツーマンメンタリング
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わからないことは現役エンジニアがチャットサポート
RPAによる業務のフローの一連の流れを知る
・要件定義←何を作るのかを決める。
・設計←どのようにして作るのかを決める。
・開発←設計書をもとにプログラムを組む。
・テスト運用←シナリオが適切に動くか確認する。
・保守・運用←定期的にメンテナンスを行う
このような現場でシステムを最適に落とし込む人材が今後、ますます不足していくと考えられると同時に、業務とITの両面でビジネスを俯瞰で見ることができると大きな差別化を図ることができます。
KENスクールは個別指導と実務さながらのカリキュラムを強みとしており、開校から30年近くと他のプログラミングスクールと比べても実績やノウハウは高いです。
- 基礎・初級・応用とコースが選べる
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- 働きながらの学習も可能
また、プロジェクトマネージャーやディレクターといったDXビジネスに精通したノウハウを横断的に学べるコースも用意されています。
RPAとPythonを学習することで差別化を図る
プログラミング学習の敷居は年々下がっており、非エンジニアでプログラミングを習得する人も珍しくなくなりました。
RPAとPythonはITリテラシーを高めるための登竜門としても、うってつけのスキルと言えるでしょう。
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