プログラミング学習

プログラミングスクールに通って失敗する典型的な人の特徴

プログラミングスクール 失敗

自分はプログラミングスクールを経て29歳で未経験からエンジニアとしてキャリアチェンジをしました。

最近ではプログラミングスクール界隈の情報を目にする機会も増えてきたこともあり、あらゆる失敗談を目にすることも多くなりました。

主な失敗例としては以下のようなものがありましたね。

  • 学習についていけず、挫折した
  • エンジニアに転職することができなかった
  • プログラミングスクールのサービスが思っていた内容と違った

たしかに、プログラミングスクールにはHPや広告で書かれている内容と実際のサービスとのギャップを感じることが自分の経験としてもありましたね笑

一方で、プログラミングスクールに通いさえすれば誰でもプログラミングを習得できる、あるいは転職できるという考えは捨てておいた方が無難です。

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失敗する人①情報収集が出来ていない

プログラミングスクールに通う前は徹底した情報収集を行うよう心がけましょう。

その理由として、プログラミングスクールの広告はあらゆる甘い謳い文句を使って新しいお客さんとなる受講生を勧誘してこようとします。

少し実例でご紹介します。

未経験からフリーランスエンジニアへ

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まぁ、未経験者の方達はこういった甘い言葉に誘われて受講してしまうわけですよ。。笑

確かに宣伝でそう書いているのですから、上記の内容は事実なのでしょう。

ただ、冷静に考えてみてください。

道具を触ったことがあるだけで実務未経験の大工が、いきなり独立して自分で仕事をとって家作れるわけないですよね。

プログラミングスクールの学習量と実際の現場のスキルとではそれほど大きな乖離があるということなので、注意が必要です。

最近ではこうした情報もネットを見るとかなり浸透しているみたいなので、未経験からフリーランスエンジニアという考え方は相当リスクがあることはお分かり頂けるかと思います。

全くの未経験からでも受講できる

これも事実ではあるのですが、プログラミング言語を全く勉強したことがない、あるいはMacPC(プログラミングスクールは大半がMacを使うので。)も触ったことがないレベルの未経験だと、学習についていけず挫折してしまう人が多いというのが現状ですね。

つまり、最低限のプログラミング言語やコンピュータサイエンスに関するパソコンの基礎知識といった前提知識があるかないかで、受講後のカリキュラム進捗のスピードも大きく変わるだけでなく、その後の転職活動にも影響するのです。

上記のような事前学習を少なくとも独学で勉強していた人達は、プログラミングスクールの学習も問題なくこなしており、希望の企業にも転職することができている傾向があります。

よって、まずは入念な情報収集を心がけましょう。具体的な方法は後述します。

失敗する人②目的意識がハッキリとしていない

手に職をつけたい、働き方を変えたい、給料を上げたいとエンジニアを目指そうと思ったキッカケは様々ですし、それ自体は全く問題ありません。

ただしそこで思考が止まってしまうと、あくまで過去の経験談に基づいた動機付けに留まってしまうため、その先エンジニアとしてどうしたいのかといった未来が曖昧なのです。

この未来のイメージが曖昧だと、学習のモチベーションも上がりにくく、挫折してしまう可能性が非常に高いです。

これも詳しい方法は後述します。

失敗しないよう活用するためには?

以上からプログラミングスクールに通う前に必ず行ってほしいことは次の3点です。

  • 独学でプログラミングスクールを勉強する
  • なぜプログラミングを勉強したいのかを明確にする
  • 各プログラミングスクールを比較してみる

独学でプログラミングスクールを勉強する

無料で学習できるサイトで可能な限り勉強しておくことをオススメします。

なぜプログラミングを勉強したいのかを明確にする

エンジニアとして転職するためにはそれだけでなく、下記のようなことも常に深掘りしておきましょう。

  • エンジニアになってどういった仕事をしたいのか?
  • それはエンジニアじゃないと駄目なのか?
  • それらをノートに気づきをまとめておく

学習期間はこれらの項目を常に自問自答しておくだけでなく、ノートやスマホにでも考えたことをメモしておくとことで、よりモチベーションは定着するようになります。

後は職務経歴書にまとめるだけでそのまま転職活動にも役立てることができます。

習慣化しているのとそうでないのとでは、面接においても説得力が全く違いますので、常日頃から考えておくよう心がけましょう。

各プログラミングスクールの特徴を比較しておく

下記の項目は最低限、目を通しておきましょう。

  • 学習するプログラミング言語
  • 学習カリキュラムの進め方(マンツーマンか自習学習か)
  • メンターは現役エンジニアか否か
  • 質問対応はオンラインか対面か

これらはプログラミングスクールの受講生が実際のサービスとのギャップでよく挙げることが多い項目です。

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プログラミングスクールを最大限活用する

プログラミングスクールのメリットは何と言っても、スクール経由でしか紹介されない優良求人も多く存在する点にあります。

そうした求人に応募するためには、まず上記で挙げたような事前準備を心がけておくようにしましょう。