プログラミング初学者にとって避けて通ることができない1つの壁として、エラーの解決があります。
プログラミングを学習したことない人にとってはあまりピンとこないかもしれませんが、エラーを解決できずにそのまま挫折してしまう人は非常に多く、独学でのプログラミング挫折率は9割とも言われているほどです。
自分もプログラミングを学習した当初は、訳がわからずプログラミングスクールのメンターの方々にエラー内容について解説してもらってもチンプンカンプンでした。笑
そこで、今回はプログラミング初学者が陥りがちなエラーから解決や調べ方まで解説したいと思います!
Contents
エラーはなぜ発生するのか?
そもそもエラーとはどういった場合に起きるのか?という事ですが、これは記述したソースコードを実行した時に何らかの不具合が出たときに発生するものです。
もう少し詳しく解説していきましょう。
一般的なプログラミングの学習の流れとしてはまず最初に、プログラミング言語の文法や構文について学ぶ必要があります。
プログラミング言語の種類にはRubyやPHP、Javaと様々ありますが、根本的な学習方法はどれもほとんど変わりません。
さらにWebアプリケーションを開発する場合だと、プログラミング言語だけでなくフレームワークも勉強する必要が出てきます。
例えばRubyだとruby on railsというフレームワークを活用するケースが多いですね。
よってエラーが出る原因とは、これらのプログラミング言語もしくはフレームワークによって記述したソースコードを実行した際に誤りがあった場合に発生するものなのです。
では、具体的にどういったエラーがあるのでしょうか?
まずは前提知識の把握を徹底すること
プログラミング言語の文法やフレームワークの構造の理解を徹底する。
プログラミング言語の文法の意味やフレームワークについて理解していないまま、エラーを解決しようとすることは、英語の単語や文法を理解していないまま、英文読解をしようとすることと同じようなものなので、まずは上記の基礎固めを徹底しておきましょう。
- メソッドやクラスを呼び出す際のスペルミス
- 文字列に””(ダブルクォーテーション)または’’(シングルクウォーテーション)が抜けてる
- 文法のendが抜けてるetc…
プログラミングに慣れていない内は、どうしても上記のような単純な入力ミスがよく起こり得ます。
これは、まだ文法や構文による知識がしっかりと定着していないことが原因です。
こうした記述ミスのエラーも自分自身で繰り返しコードを書いていく習慣を身につけていくことで、徐々に対処できるようになります。
また、フレームワークに関してはMVCモデルの理解を徹底することを最優先に学習しましょう。
そのため、M(モデル)、V(ビュー)、C(コントローラ)がそれぞれどういった役割を果たし、お互いにどのように連携しているのかを誰かに説明できるぐらい必ず理解しておいてください。
よって、まずはプログラミング言語やフレームワークに関する知識の定着が最優先になります。
エラーの種類を覚える
エラー原因にも様々な種類があります。
初学者が陥りやすいものとして主に以下のようなエラーがあります。
- SyntaxError
- NoMethodzerror
- Nameerror
これらはほんの一例ですが、まずは英語で書かれているエラー文がどういう意味なのかをあらかじめ覚えて理解しておく必要があります。
例えば、Syntaxerrorとはプログラミング言語の文法に誤りがある場合に発生するエラーのことです。
そのため、上記のような頻繁に出てくるエラーの意味をしっかりと覚えましょう。
紙に状況と原因を書き出す
ある程度、エラーの種類とプログラミング言語やフレームワークの理解が深まり記述にも慣れてくると、自分自身でエラーを解決する力が必要になってきます。
エラー画面が出たときには、まず紙に書くことで頭の中を整理しましょう。
具体的な手順は以下になります。
- エラー文を読んで、エラーの種類を把握する。
- それがプログラミング言語の記述に関するエラーなのか、又はフレームワーク側のエラーなのかを判別する。
- プログラミング言語のエラーであれば、エラー文に書かれている記述内容に関係する文法に誤りがないかをチェックする。フレームワーク側のエラーであれば、エラー内容の部分に関係するルーティング、コントローラー、ビュー、モデルの記述に誤りがないかを確認する。
エラーの種類もプログラミング言語かフレームワークのどちらから生じているエラーなのかで原因解決のアプローチ方法が異なるため、注意しましょう。
検索力(ググり方)を身につける
エラー解決は、自分で調べて検索することでだいたい解決することが多いです。
主なポイントは以下になります。
- googleの検索エンジンを使い、発生したエラー内容をコピペして調べる
- 期間を指定して検索
- 有名な技術サイトを読む
エラー文をコピペしてググることで、 関連するようなページがたくさん出てくるので参考の1つとして活用してみることをオススメします。
また、関連記事の中でも5年ぐらい前の古い情報だと参考にならないものもあり、下手すると別のエラーの原因にもなったりする可能性があるので、注意が必要です。
また、Qiitaやリファレンスマニュアルといった有名サイトを参考にしてみるのも良いでしょう。
どうしても自分でエラーが解決できないなら
学習を初めたばかりの人や独学の場合だと、効率的なプログラミングスキルを身につけることが難しいと思います。
どうしても自分で解決できないようであれば、下記のようなプログラミングスクールをうまく活用することで学習効率は一気に高まります。
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