プログラミング学習

会計事務所でPythonを使えるとメリットとできることを解説する

会計事務所 Python
  • 会計事務所に勤務している。
  • 新しいスキルを身につけてキャリアップしたい。
  • プログラミングに興味がある。

今回の記事では会計事務所に勤務している人達に向けて、プログラミング言語の中でも特に人気のあるPythonについて詳しく解説していきます!

この記事の筆者の経歴
  • 税理士業界で4年弱働いた後、エンジニアにキャリアチェンジ
  • 現在はRPAツールやPythonといったプログラミング言語を活用しながら、社内外の業務改善に従事

会計事務所の主な日常業務

どの会計事務所でも共通して経験する定型作業は主に下記のような業務があります。

  • 取引仕訳の入力作業(記帳代行)
  • 月次試算表のExcel転記
  • 毎月の月次資料の作成etc…

近年はクラウド会計の普及により、記帳代行は徐々に減少傾向にありますが、小規模な企業をクライアントに持つ会計事務所ではまだまだ多いのではないでしょうか?

また、毎月の試算表や推移表に記載している値を会計ソフトから独自のエクセルのフォーマットに転記するといった業務も多いですね。

さらに、それらの月次資料一式を準備するための出力作業もよく見受けられます。

会計事務所でPythonを覚えることでできること

上記で挙げたような作業はどれも毎月同じような流れで作業を繰り返していることが大半です。

そうした繰り返し作業を自動化できるのがPythonです。

Pythonを使いこなせることで、下記のような作業を自動化することができます。

  • 入力作業の自動化
  • 会計ソフトからExcelに数字を転記
  • Webブラウザ情報を抽出し、Excelに転記

Pythonとはプログラミング言語の1つで、初学者でも比較的わかりやすい言語となっています。

とはいえ、最初のうちは基本的な用語や文法を覚える必要もあり、自動化できるレベルに達するには1〜2ヶ月ほど集中して学習する必要があるでしょう。

会計事務所でPythonを覚えるメリット

労働環境の改善につながる

Pythonで作業を自動化することで、人間が手で入力するのに比べて多くの業務時間の削減に繋がります。

自分が担当している入力業務はもちろんのこと、他の職員の業務で自動化できるものがあれば事務所全体の業務の効率化に貢献することができます。

こうした業務の効率化の流れを推進していくことで、働き方の改善にもつなげることができるでしょう。

繁忙期も長く、慢性的な残業が続く会計事務所業界において働き方改革は急務の課題とも言えるでしょう。

ITリテラシーの向上

Pythonの基本をマスターすれば、VBAを新たに学習する際もそれほど労力がかかることはありません。

つまり、Pythonに限らず、プログラミング言語を1つでも習得できていれば、他のプログラミング言語にも応用が可能なのです。

また、プログラミング学習をきっかけに WebAPIやAWSといったインフラクラウドサービスといった幅広い技術も学習することで、ITリテラシーを一気に向上することができます。

昨今の技術サービスの発展により、クライアントの中にはITに詳しい人も増加しているのではないでしょうか?

そうしたクライアントに対して、一歩進んだサービスを提供することができれば大きな差別化を図ることができますし、逆に世間一般で流行しているレベルのIT用語も理解していなければ、信用の低下につながる恐れもあるかもしれません。

Pythonの学習方法

Pythonは参考書や無料で学習できるサイトが充実しているので、独学でも習得することは充分に可能です。

Progateは初学者でもわかりやすく解説しており、一部無料でプログラミング言語を学習できるので特におすすめです。

ただし、独学でのプログラミング学習の挫折率は9割とも言われています。

そのため、もし独学では少し厳しいなと感じるようであればプログラミングスクールを活用してみるのもアリです。

おすすめのプログラミングスクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。

TechAcademyの主な特徴
  • 4週間・8週間・16週間コースから選べる
  • オンライン完結なので、働きながらでも可能
  • 週2回のマンツーマンメンタリング
  • わからないことは現役エンジニアがチャットサポート

 

TechAcademy [テックアカデミー]はオンラインプログラミングスクールの受講者数No.1ということもあり、子育てや仕事との両立を実現したい人には特にオススメです。

会計事務所職員がPythonを学習することで大きな差別化になる

今回は人気のある言語の1つとしてPythonについて詳しく解説しましたが、VBAやRubyといった他のプログラミング言語から初めてみるのも全然問題ありませんので、自分の目的にあったプログラミング言語を選びましょう。

重要なことはプログラミング学習をきっかけにあらゆる技術を幅広く知ることで、ITリテラシーを向上させることです。

ぜひ1つのご参考に。