プログラミング学習

目的別で決めるプログラミングスクールの選び方

目的 プログラミングスクール
この記事はこんな人におすすめ
  • どれが自分の目的に合ったプログラミングスクールなのかわからない・・・。
  • プログラミングスクールでは何が学べるの?
  • プログラミングスクール卒業後にどうやって活かすことができる?

今回はそんなプログラミング初学者に向けた目的別に合ったプログラミングスクールの選び方について解説していきたいと思います!

  • 筆者の経歴
  • 28歳でIT知識ゼロからプログラミングスクールに通い、HTML・CSS・Javascript・RubyといったWebサービスで扱う言語を主に学習する。
  • スクール卒業後エンジニアにキャリアチェンジ。VBA・GAS・RPAといったツールを用いて社内外の様々な業務改善に取り組む。

プログラミングスクールはとにかく数が多い

昨今のプログラミング人気の影響もあり、プログラミングスクールの数はますます増加しています。

これはスマホの普及によりWebサービスが増加し、スタートアップと呼ばれるようなWeb系企業が増加したことも一因として挙げられます。

そうした理由から、プログラミングスクールが提供しているサービスの大半はWeb系企業で活用するような技術を主に学習するカリキュラム構成となっています。

Web系企業で扱う技術の例
  • フロントエンド→HTML,CSS,Javascript
  • プログラミング言語 →Ruby,PHP,Python
  • インフラ→AWS
  • データベース→MySQL etc…

一方で、最近では機械学習といったAI分野の技術に特化したものエクセルVBAやGASといった一般のビジネスマンでも学習するようなコースもあります。

自分の目的にあったスクール選びが重要

以上のことから、プログラミングスクールもコンセプトはそれぞれで、同じプログラミングスクールでもコースによって学習する内容が全く異なります。

例えば、自己啓発が目的でプログラミングスクールに入ったのに転職コースを選んでいては料金的にコストが高いですし、逆にエンジニア転職が目的でスクールに入ったのに現場で必要な技術を習得できないコースを選んでいてはキャリアチェンジを成功させるのは難しくなります。

そのため、自分がまず何を目的にスクールに通うのかをしっかりと整理しておきましょう。

目的別プログラミングスクールの選び方

副業

副業目的でプログラミングを学習する場合はWordpress制作がおすすめです。

WordPressとは個人ブログや企業サイトでも幅広く採用されているサービスで、無料でダウンロードすることができます。

WordPressを用いてサイトを作成するので、Webアプリケーション開発に比べて学習の敷居は低く、HTMLやCSS、PHPといった技術も習得することができます。

また、Wordpress制作はクラウドワークスといったプラットフォームでも案件が多数あるので、副業として収入を増やしたい人にとってはオススメでしょう。

WordPress制作を学習できるプログラミングスクールとしてはTechAcademy [テックアカデミー]WordPressコースが有名です。

主な特徴
  • 4・8・12・16週間プランからコースを選べる。
  • 最安で149,000円(学生は129,000円)〜で受講可能。
  • 現役エンジニアによるメンタリングで学習をサポート。

ビジネスマンのためのスキルアップ

ビジネススキルの1つとして、仕事に直結できるプログラミング学習としてはエクセルVBAやGASがあります。

詳しくはこちらの記事もぜひご覧ください。

普段、WindowsPCで仕事を行っているビジネスマンにとってエクセルVBAは馴染みが深いのではないでしょうか?

日常業務でエクセルは頻繁に扱いますし、エクセルVBAはPCにエクセルソフトがダウンロードしていれば誰でも手軽に使うことができます。

エクセルVBAが習得できるプログラミングスクールとしては、KENスクール[PC教室]が定評があります。

KENスクール[ピーシーキョウシツ]
主な特徴
  • 開校31年の実績に基づいた充実なカリキュラム
  • 「個別指導」や「現場指導」を中心とした授業スタイル
  • フリータイム制・複数の校舎を利用可能

一方でコロナによるリモートワークを背景に、今後はGASのようなクラウドサービスを活用した管理ツールも普及してくる可能性も高いです。

GASはWebサービスなので、OSにかかわらずアカウント登録さえすれば誰でも扱うことが可能です。

TechAcademy [テックアカデミー]Google Apps ScriptコースはGASを学習できる唯一のプログラミングスクールです。

エンジニア転職

エンジニア転職を目的としたプログラミングスクールのコースとしてはWebアプリケーション開発か機械学習の2種類が大半です。

上記の2つは副業やスキルアップを目的とした学習とは比べものにならないほどの努力が必要です。

学習期間としては2ヶ月〜6ヶ月ほど設けているコースが多数ですが、スクール卒業後もさらなる技術の習得が不可欠でしょう。

Webアプリケーション開発で人気があるプログラミングスクールとしてはTechAcademy Proがあります。

TechAcademy Proは上記で紹介したTechAcademyの転職コースです。

出典:TechAcademy ProHPより

TechAcademy Proは転職系のプログラミングスクールの中では値段も比較的安く抑えることができますし、オンラインスクールの中では受講者数No.1の実績があります。

コロナ禍においてプログラミングスクールでもオンラインスタイルを採用している所が増えてますが、TechAcademy Proは元々オンラインスタイルなので、初学者でもスムーズに学習を進めることができるでしょう。

 


機械学習を目的とした転職に関してはDIVE INTO CODEがおすすめです。

主な特徴
  • 実務に即したカリキュラム内容。
  • 経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に認定により最大56万円のキャッシュバックが可能。

DIVE INTO CODEは4ヶ月間かけて機械学習エンジニアとして必要なスキルを学習するスクールで、30代でも転職に成功させている実績があります。

ただし、受講するためには事前テストに合格する必要があります。

まとめ

プログラミングスクールは誰でも気軽にプログラミングを学習できる便利なサービスですが、受講したからといって技術がすぐに習得できる、あるいは簡単にエンジニア転職ができる訳ではありません。

そのため、より自分に合った目的と高い目標意識を持つことで、実りあるスキルアップを実現することができるでしょう。