プログラミング学習

バックオフィスにPythonを組み合わせることで自動化できること

バックオフィス Python

RPAの導入や、リモートワークの普及といった影響でここ数年、バックオフィスの働き方は大きく変化したのではないでしょうか?

ITによる技術の進歩は目覚ましく、バックオフィスの働き方は今後さらに変化していくことが予想されます。

そうした技術の変化に対応するための手段として、プログラミングを学習することは大きな武器となります。

そこで、今回はプログラミング言語の1つであるPythonについて詳しく解説していきます。

この記事の筆者の経歴
  • 税理士業界を4年弱経験した後、プログラミングスクールを経て29歳でエンジニアにキャリアチェンジ
  • 現在は、RPAやGAS、Pythonといったプログラミング言語を扱いながら社内外の業務改善に従事

たった数年間で激変したバックオフィスの環境

RPAによって手作業で行っていたパソコンの入力業務は自動化し、紙媒体の資料からデジタルデータへと変化したことで業務の効率化を図るサービスがあらゆる場面で浸透しつつあります。

最近では、クラウドサービスの普及により大企業だけでなく、中小企業においても業務の効率化が重視されています。

今後は単なる定型業務の自動化に留まらず、より学習機能を持ったサービスが台頭することも予想され、バックオフィスの働き方そのものが変化することでしょう。

時代の変化に対応するためにプログラミング学習を

2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されるようになりました。

つまりこれは、10〜20年後にはあるゆる業種でITツールを当たり前のように使いこなす場面が出てくる可能性があるという意味でもあり、それらを駆使して専門的な業務をこなす人材がより重宝される未来が予想されます。

そのため、現在の20〜40代の世代は学び直しの機会を設けることで、今後の新たなビジネスモデルの変化に対応するため、すぐにでも準備を始める必要があるでしょう。

そもそもPythonとは?

Pythonとはプログラミング言語の1つで、公式サイトからインストールすることで誰でも操作することができます。

インストール後、「テキストエディタ」と呼ばれるノートのような機能を使ってソースコードを書き、保存します。

テキストエディタ

そして、Windowsの場合は「Powershell」、Macの場合は「ターミナル」と呼ばれるコマンドラインを実行することで、ソースコードで書いたプロセスを自動化することが出来る仕組みとなっています。

ターミナル

Pythonは比較的、初学者でも扱いやすい言語で、記法もシンプルでわかりやすいことから非エンジニアでも独学で学習する人が増加しています。

バックオフィスとPythonを組み合わせることで出来ること

Pythonを使うことで出来るバックオフィス業務の自動化の事例についてご紹介します。

  • Excelの売上データの金額を請求書のひな型に転記
  • 請求先のメールを一斉送信
  • Webサイトによるブラウザ操作・入力の自動化 etc…

これらの自動化はプログラミング言語の基本的な考え方と、Pythonの「ライブラリ」と呼ばれる機能を組み合わせることで実現することができます。

Pythonの学習方法

Pythonは参考書や無料の学習サイトも充実しており、独学でも習得が可能です。

無料の学習サイトだと、Progateは初学者でもとっつきやすくわかりやすく解説していますね。

ただし、独学でのプログラミング学習の挫折率は9割とも言われており、もし学習を進めてみて厳しいなと感じたら、プログラミングスクールを活用するものアリです。

Pythonを学べるおすすめのプログラミングスクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。

TechAcademyの主な特徴
  • 4週間・8週間・16週間コースから選べる
  • オンライン完結なので、働きながらでも可能
  • 週2回のマンツーマンメンタリング
  • わからないことは現役エンジニアがチャットサポート
TechAcademy [テックアカデミー]はオンラインプログラミングスクールの受講者数No.1ということもあり、子育てや仕事との両立を実現したい人には特にオススメです。

バックオフィス×Pythonで市場価値を高める

近年のITサービスは専門的なプログラミングの知識が必要がなくても、誰でも使えるサービスが多いですが、プログラミングの知識を持っていた方がより柔軟で広範囲な業務の効率化を実現することができます。

バックオフィスに求められる能力も今後ますます変化し、単なる入力作業に留まらずより知的労働が必要とされる人材の需要が増えてくるでしょう。

その手段の1つとして、プログラミングといったITリテラシーを高めることは大きな差別化となります。