プログラミング学習

プログラミングとRPAの違いを簡単に説明します

プログラミング rpa
  • プログラミングって何?
  • RPAで何ができる?
  • プログラミングとRPAの違いとは?

今回の記事では初心者に向けてもわかりやすく、プログラミングとRPAの違いについて詳しく解説していきます!

この記事の筆者の経歴
  • プログラミングスクールを経て、29歳でエンジニアとしてキャリアチェンジ
  • 現在はPython、GASやRPAといったツールを用いて社内外のシステムの業務改善に従事

プログラミングとは?

プログラミングとはざっくり言うと、「コンピュータに対して命令するための指示書を書く作業」のことを言います。

プログラミング

具体的には、私たちが普段パソコン上で何気なく使用しているWebサイトや仕事で扱っている業務システムというのは、全てプログラミング等の技術によって作られたサービスなのです。

ユーザ側の視点だとあまり意識することはありませんが、例えばリンクをクリックしたり、入力フォームに検索したい文字を入れて送信するといったプロセスは、実は裏側でプログラミングが管理しています。

RPAとは?

RPAとは、コンピュータ上で人間が行っている定型作業を自動化するためのソフトウェアを言います。

ソフトウェアとは、プログラムで記述した内容をまとめたものです。

ちなみに、定型作業とはデスクワークのことで、具体的には日常の仕事で発生するようなExcelの入力業務やメール送信といった作業ですね。

つまり、RPAもプログラミング等の技術によって作られたサービスの1つなのです。

プログラミングとRPAの違い

上記の通り、プログラミングとはソースコードを書くための行為全般を指すのに対し、RPAとはプログラムのかたまりで、ツールそのものを指します。

では、プログラミングとRPAはどう違うのか詳しく解説していきましょう。

目的や用途の違い

  • RPA→定型作業を自動化するために作られたソフトウェア。
  • プログラミング→作るソフトウェアによって目的や用途は様々。

 

プログラミングは自動化するような作業だけでなく、以下のような様々な目的や用途に合わせて活用することが可能です。

  • ゲーム開発
  • Webサイト開発
  • AI(人工知能)開発etc…

イメージとしては、RPAもプログラミングというカテゴリーの中に含まれていると考えて良いです。

よって、目的や用途に関して言えばプログラミングの活用の幅は圧倒的に広く、仕事や趣味といった様々な場面で利用する機会も多いことでしょう。

プログラミング知識の有無の違い

  • RPA→基本的にプログラミングの知識は必要なし。

 

RPAもプログラミングによって作られたサービスですが、ユーザ側として扱う場合は基本的にプログラミングの知識がなくても操作が可能です。

RPAには既に機能ごとにまとまったソースコードの塊のような部品が用意されており、それらを扱うことでユーザ側も直感的に操作できる仕様となっているのです。

※ただし、より複雑な自動化フローを実現したい場合は、プログラミング言語を用いてコードを書くこともできます。

学習難易度の違い

  • 易 RPA <<< プログラミング 難

初学者にとっては、RPAの方が圧倒的にわかりやすく操作もしやすいことでしょう。

ちなみに自動化ツールとして有名なものとしてはExcelVBAもありますが、プログラミングの知識が必要となるので、RPAの方が学習はしやすいです。

また、RPAを学習することによって、条件分岐や繰り返し処理といったプログラミングの基本的な考え方も身につけることができるので、業務の自動化に興味がある人はプログラミング学習への前準備として活用するのも良いかもしれません。

RPAの学習方法

RPAはWinactorやUipathといった様々な製品があり、無料トライアルで利用できるものもあります。

RPA自体は基本的にどの製品も考え方は同じなので、自分の好みにあったツールを選ぶと良いでしょう。

また、マイクロソフトが提供するPower Automate Desktopも注目されており、Windows10ユーザーであれば、一部無料で操作することができます。

RPA関連の参考書も充実しているので、独学も十分に可能です。

プログラミングの学習方法

①独学

プログラミングは先ほどにも述べたように、目的や用途によって使用するプログラミング言語や他の技術ツールも全く異なります。

学習の範囲もRPAとは比べようがないほど難しいので、まずは自分がプログラミングを使って何を作りたいのかを決めておきましょう。

そして、作りたいものが決まったらまずはProgateというサイトでプログラミングの概要について掴んでみることをオススメします。

また、技術書を活用して独学で学習してみるのも良いでしょう。

②プログラミングスクール

独学でのプログラミング学習の挫折率は約9割とも言われているように、入念な準備と根気が必要です。

もし、独学では少し厳しいなと感じるようであれば、プログラミングスクールを活用することもオススメです。

初学者におすすめのプログラミングスクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。

  • 4週間・8週間・16週間コースから選べる
  • オンライン完結なので、働きながらでも可能
  • 週2回のマンツーマンメンタリング
  • わからないことは現役エンジニアがチャットサポート
TechAcademy [テックアカデミー]はオンラインプログラミングスクールの受講者数No.1ということもあり、子育てや仕事との両立を実現したい人には特にオススメです。

まとめ

RPAはプログラミングを知る上でも学習の敷居は低いので、初学者でも簡単に操作することができるかと思います。

一方でプログラミングは学習する上でも様々な周辺知識が必要となるので、習得のハードルはやや高いです。

ぜひご参考に!