プログラミングの前にExcel(エクセル)VBAを学習した方が良い

プログラミングに興味があるけど、とっつきにくそうだし、まず何からはじめたらいいのかもよくわからない・・・という人も多いのではないでしょうか?

そういう人にオススメなのがExcel(エクセル)VBAです。

今回はプログラミングを学習してみたいという人に向けて、まずはエクセルVBAから手をつけてみることのメリットについてご紹介したいと思います。

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そもそもエクセルVBAって?

エクセルはマイクロソフト社が提供している表計算ソフトで、WindowsPCを触ったことがある人なら大半の方がご存知なのではないでしょうか。

エクセルVBAとはそのエクセルで使えるプログラミング言語であり、エクセルの作業を自動化することができるツールです。

プログラミング言語の上達のコツとして、まずは自分が作ってみたいものを考えてから学習するということがよく挙げられます。

しかし、RubyやPHPといったプログラミング言語を学習した当初の段階では、何を作ってみたいのかもなかなかイメージが湧きづらいことも多いのではないでしょうか。

一方でエクセルは仕事だけでなく、学校の授業でも幅広く採用されていることから、簡単な表計算グラフを作ることできるツールだということぐらいは最初からイメージできるかと思います。

また、作成する資料も数字やグラフを用いたシンプルなものが多いため、作りたいものが明確なのが特徴です。

そのため、本来であれば手動で作成していたような表計算グラフをエクセルVBAを学習しながら自分でコードを書いてみることで、プログラミングの理解も深まり、上達のスピードもより早くなります。

上記で挙げたようなRubyやPHP、Javaといったプログラミング言語はOSによってはインストールが必要になりますし、ターミナルやテキストエディタといったエンジニアでもない限りはあまり使わないようなツールにも慣れる必要があります。

また、プログラミング学習の最初の関門として環境構築というものがあり、これが出来ずにそのまま挫折してしまうという人も多くいます。

その一方で、エクセルVBAはエクセルのソフトをダウンロードさえしていれば、従来のエクセルファイルに開発タブのリボンを加えて、拡張子をマクロ用に変更してあげるだけで誰でも利用することが可能です。

よって従来のプログラミング言語と比べて、面倒な環境構築がないという点も主な理由ですね。

プログラミング言語も言語と言われるぐらいなので、基本的な文法を理解する必要があります。

これはエクセルVBAでも同様です。

オブジェクト、メソッド、変数、配列、繰り返し、条件分岐といったプログラミング的な考え方をエクセルを操作しながら身につけることができるので、イメージもしやすいかと思います。

また、それぞれの記述方法もエクセルVBAはシンプルなので、直感的に覚えることができます。

個人的にはPHPやJavaよりコードは読みやすく、Rubyと似ている印象があります。

上記で挙げたようなプログラミング言語は全てオブジェクト指向という考え方に基づいてソースコードを記述していくのですが、エクセルVBAも同様な考え方に基づいて、かつ記述方法もシンプルで理解しやすいということも大きな理由です。

エクセルVBAをある程度身につけることができれば、実際の仕事でも活用できるだけでなく、本格的なプログラミング言語の理解も格段に早くなっているのは間違いありません。

もし、エクセルVBAを学習してみてもっとプログラミングを学習してみたいと感じたら下記のようなプログラミングスクールで本格的に学習してみることもオススメです。

テックキャンプでは、マネーフォワードのような有名Web企業でも採用されているような技術を用いながら自分でWebサービスを開発したりすることができるWebサービス開発コースや、今後より注目されるであろう人工知能の原理を理解できるA入門コースがあります。

自分自身もテックキャンプのエンジニア転職コースを受講後、RPAエンジニアとしてキャリアチェンジを果たすことができました。

Codecampも同様にWebサービスを開発できるコースが豊富なだけでなく、現役エンジニアからのマンツーマン指導を受けることができることも大きな特徴です。

プログラミングはあくまでPCに対して、こういうことをしてほしいという指示を送るツールです。

もしプログラミングに加えて、フレームワークやデータベースといった様々な技術を身につけることができれば、Webアプリケーションを自分自身で作成できるようにもなります。

プログラミングにより興味が湧いてきたら、ぜひ1度学習してみてはいかがでしょうか?